バスルームのイヤな臭いの原因は2通り考えられる
バスルームは、身体の汚れを落としてキレイにする場所であることはもちろんですが、温かいお湯にゆっくり浸かってリラックスしながら一日の疲れをいやすための場所でもあります。そんなバスルームですから、どんな原因にしても、不快な臭いだけは絶対に避けたいところでしょう。
ところがバスルームは、不快な臭いの原因となるファクターが豊富に存在している場所でもあります。まず考えられるのは、排水口からのイヤな臭いです。バスルームには排水口がありますから、排管パイプの詰まりなどが原因となっている排管パイプからの臭いの可能性が考えられます。
排水口からの臭いに関しては、ある程度オーソドックスなトラブルといえるかもしれませんが、バスルーム特有の環境というか、条件が臭いの原因となりえるのです。つまり、水分、湿度、温度です。この3つの要素は、キッチンやトイレなどにはない、バスルームに特有の条件です。
つまり、カビがバスルームの不快な臭いの原因になっている可能性が考えられます。カビに関しては、臭い以上に危険をはらむことも考えられますので、カビが原因の臭いは少しでも早く解消する必要があります。
バスルームにおけるカビの危険性と適切な対処
温度や湿度、水分などが原因となってバスルームでカビが発生しやすくなること自体は、なんとなく想像できると思います。それだけリスクが高い場所であると認識する必要があります。
臭い以上の脅威は、アレルギー疾患など健康問題の原因になりうることです。入浴中はバスルーム全体にモヤがかかったように見えると思いますが、これは空気中の水蒸気が冷やされて水滴になった状態です。
水蒸気にカビの粒子が付着することはありませんが、水滴にはカビの粒子が付着するリスクがあります。バスルームですから、当然これを吸引する可能性があるのです。これは非常に危険な状況であると考えなければなりません。
もちろん心身ともにリラックスできるバスルームでイヤな臭いがするというのは、精神的にもマイナスです。ただ、健康上の問題のリスクはさらに深刻です。ですから、臭いを不快の対象と考えるよりは、危険回避のチャンスであると解釈することも可能でしょう。
目地をはじめ、目立ちにくいところにカビは付着しやすいので、目地をキレイにするなどの対処が必要になります。市販のカビ対策向けのアイテムを駆使すれば、たいていのカビは撲滅できるはずです。